知覧から鹿児島市内に戻る途中、地図で見つけた清水磨崖仏群
行ってみました。
万之瀬川上流,清水川右岸の高さ約20m,長さ約400mの屏風のように切り立った溶結凝灰岩(入戸火砕流)の岸壁に,五輪塔や宝篋印塔,梵字,仏像など200基が彫刻されています。彫刻されたのは,大きく分けて下の5つの時期です。
平安時代後期(大五輪塔および方眼内墨書梵字)
鎌倉時代中期(月輪大梵字,「バン」字板形塔婆)
鎌倉時代後期(三大宝篋印塔,線刻宝篋印塔群,線刻五輪塔群,線刻板碑群)
室町時代の頃(陽刻五輪塔群)
明治時代(陽刻宝篋印塔,陽刻阿弥陀如来増,陽刻十一観音像)
これらの中でも,平安時代後期推定の「大五輪搭」は,高さが約12メートルもあり,日本一大きなものです。また,鎌倉時代中期の「月輪大梵字」は,大きさだけでなく,字の美しさでも日本を代表するといわれています。
(以上南九州市HPより)
清水磨崖仏群と同じ場所に清水岩屋公園があり、かなり広くてキャンプ場や広場があって家族連れがたくさん遊びに来ていました。
緑の中を歩くのは気持ちいい。
アーチの石橋を渡って清水磨崖仏群の所に行きましたが、残念ながらがけ崩れの危険があるということで磨崖仏群を真下から見ることはできませんでした。
展望台から眺めました。
ちょっとわかりにくいですが、梵字が書かれていました。
石橋と反対側からだと飛び石を渡って川を渡りました。
結構水の流れが強いので怖い
金網フェンスの中の磨崖仏。
古い磨崖仏は風化していてわかりにくい。
なぜここに磨崖仏があるのか不思議ですが、昔、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人が祖先供養のために刻んだと言われているそうです。
公園内も歩いてみました。
磨崖仏群近くに銀閣寺に似た建物が。
何とカフェでした。
川遊びもできてとても楽しそうな公園でした。
この記事へのコメント
信徳
古い歴史が山奥の石灰岩に刻まれているのですね。レンターカー借りての旅行はこんな時に良いですね。
平家の落人たちが弔う為に刻んだとか・・・感傷的になりますね。
デミ
残念・・・
オイラはここを知りません
かるさんの記事で初めて様子が分かった次第でしゅ
よくぞ、記事にしてくださいましたぁ~
ナイス・!・・・☆
るなまる
お城の石とか昔のものは不思議一杯です
川遊びできる公園は子どもたちがうれしそうですね
イッシー
ミクミティ
でも、こちらの清水磨崖仏群へは寄りませんでした。
なかなか雄大でロマンのあるところですね。
かつての深い信仰文化を感じます。
新緑の中の磨崖仏、そのコントラストがいいですね。
eko
清水磨崖仏は知りませんでした。アーチの石橋に新緑が綺麗ですね。
こんな崖にどのようにして彫ったのでしょうね。平家の落人が祖先の供養に刻んだものなのですか。
川遊びができる広い公園、子どもたちが楽しそうですね。
ミズバショウ