瑠璃光院は
ここ「八瀬」の地は、「矢背」とも記されるように、壬申の乱で背中に矢傷を負われた大海人皇子(天武天皇)が「八瀬のかま風呂」で傷を癒されてより、平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されてきました。
本願寺歴代門跡もしばしば訪れたと記録に残され、明治の元勲三条実美公は、当時の庵に「喜鶴亭」と名づけて直筆の命名額を下されています(瑠璃光院に現存)。
その後、大正末から昭和の初めにかけて、12,000坪の敷地に延べ240坪の数奇屋造りに大改築するとともに、自然を借景とした名庭を造営。建築にあたった棟梁は、京数寄屋造りの名人と称された中村外二、築庭は佐野藤右衛門一統の作と伝えられます。
(以上 瑠璃光院HPより)
2階に上がると室内の証明は落とされ、外の紅葉を見る広間に。
ここで何と言っても有名なのはこの風景ですね。
確かインスタ映えするということで人気になったと思います。
この風景、広間に大きな黒いテーブルが置かれ、テーブル越しに写真を撮ると水鏡のようなモミジの景色が見られました。
みんな夢中で写真を撮っていました。
でも独り占めする人は少なく、次の人に場所を譲っていたのはやはり日本人の気質ですね。
写真を撮った後、拝観のパンフレットと一緒に渡された写経に挑戦。
心鎮める厳粛な時間になりました。
書いた写経はお寺に納めました。
1階に降りると書院でゆっくり庭を眺め、瑠璃光院を後にしました。
夕方6時過ぎでももう暗くなってきました。
この記事へのコメント
yasuhiko
床に映る紅葉を見所にしてるお寺さんも
京都にはありますが、瑠璃光院の場合は、
一体、何と呼べばいいんでしょう。
「テーブルもみじ」じゃ味気ないですよね。
「机もみじ」「置台もみじ」とでも言うのか。
何にしても、風流なもので…。こんな
紅葉の楽しみ方もあるんですね。
eko
綺麗なお庭ですね。黒いテーブル越しに撮ると水鏡に映ったような紅葉が撮れるんですね。とても綺麗で、確かにインスタ映えがします。
写経もされましたか。心静かな良い時間を過ごされましたね。
デミ
黒いテーブルを置いての見せ方が・・・・
メチャ良いでしゅねっ
特に5枚目には、感動でしゅ
夕暮れの訪問が功を奏した感じでしゅねっ
ナイス!・・・☆
イッシー
るなまる
次にはすごい光景が飛び出しますね
テーブルが水鏡ですか
めっちゃすばらしい画面ですね
ミクミティ
私も長らく行っていません。瑠璃光院の紅葉のライトアップ、息を飲むような美しさに感激されたことでしょう。
私も行ってみたい!
予約が必要ですか。それはそうでしょう。
歴史を味わいながら、圧倒的な美景を撮影。こういう旅が、私も大好きです。