
「象牙透彫雲龍文套球」
わずか直径12センチほどの球の表層には精巧な9匹の龍の彫刻が彫られ、その中には透かし彫りの幾何学文様が施された24層の球体があり、各層自由に回転させることができます。現在では制作不可能、もはや神業としかいえない超絶技巧の象牙細工です。
清代1737年に作られた「雕橄欖核舟」も驚きの極小彫刻です。高さ1.6センチ、縦1.4センチ、横3.4センチ足らずの小さなオリーブの種を小舟に仕立て、中には表情や動きの異なる8人が乗船しており、扉が開閉する小舟の船底には300字もの文字が刻まれています。
本当に美しい素晴らしいものでした。
ほかにも小さな展示物
拡大鏡が前に置いてないと見えない・・・
故宮博物院には3時間ほどいたでしょうか。
じっくり見て回ると本当に疲れました。
そして、ちょっと笑える話・・・・
肉形石は南院に展示されていますという貼り紙があったので私たちは南院がこの敷地にあると思い南院を探しに。
休館中の建物に行くと、警備の人に声かけられ、中国語はわからないし、「肉形石」を英語でなんて言えばいいかわからなくてもたもたしていると、ポケトークを持っていることを思い出し、使ってみました。
「肉形石はどこにありますか?」と日本語で尋ね、ポケトークが中国語に翻訳してくれました。
そして警備員の人が「南苑」と答えてくれて日本語に直してくれます。
再び「南苑はどこにありますか?」と私。
「ここから200キロです」と答えてくれました。
なんと!南苑は嘉儀県
台湾南部の街にありました。
あとでHPで確認すると「肉形石」と「翠玉白菜」は南苑とここで交互に展示されるということでした。

肉形石は残念ながら見ることができませんでしたが、ポケトークが役立った一コマでした。

この記事へのコメント
信徳
一本の象牙を削り出して行った事は分かっているのでしょうがどうして作ったのかも分からず、もう作る事は出来ない逸品ですね。
嘉儀に分院が出来たのですか?それは知りませんでした。
高雄には以前から台北のを持ってきて陳列しています。
(応援!)
eko
「象牙透彫雲龍文套球」こんな見事な細工をどうやって作ったのでしょうね。ほんと神業としか思えませんね。
極小の展示物も見事というか見る方も拡大鏡利用で大変ですね。
南苑は200キロも離れているとは…。ポケトークが役に立って良かったですね。
ミズバショウ
すごい技術に驚きました。
イッシー
これは一度見てみないと・・・
るなまる
すごい技術がありますね
球体の中身もどうやったのでしょうね
あれこれみんな驚きですね\(◎o◎)/!
peko
まさに超絶技法ですね(^_-)-☆
細かな細工...本当に美しいですね~~。。
応援です☆彡
かるきち
本当にどうやったらこんなものができるのか、不思議ですね。現代でも難しいのにはるか昔にこれを作り上げられたことが驚きです。
かるきち
象牙透彫雲龍文套球、素晴らしいですよね。こんなものがどうやったらできるのか、不思議です。
南苑、せっかちな私たち、貼り紙もあまり読まずにいたので、まさか200キロも離れているとは思いませんでした。ポケトークが役に立って良かったです。
かるきち
この球体、以前ツアーでガイドさんから聞きましたが、中の球体全部動かすことができるんですって。それも驚きですね。やはり中国4000年の歴史はすごいですね。
かるきち
すごいですよね~~。こういうものがわんさかありました。
故宮博物院に行って良かったって思いました。
かるきち
そうなのですよね。技術が発達した今でも作れるのかなって思えますが、手作業の時代にどうやったらこんな素晴らしいものができるのだろうって思いますね。
かるきち
すばらしいですよね。こんな美しいものをはるか昔に造っていたということが驚きですね。
フラバーバ
昔の人の 根気 技術には想像を絶する
ものがありますね。それを神業というのでしょうね。
驚きです。