スペイン旅行記 ラ・マンチャの風車

スペインの日の出・日没時間について 日の出は遅くて朝8時半頃ようやく陽が昇りました。かといって日没がそれほど遅いというわけではなく6時頃でした。 そうは言いつつ、ラ・マンチャに到着したのは夕方5時過ぎていましたが、まだまだ明るい。 夕刻というより昼間のような感じでした。 真っ青な空に久しぶりに出会えました。 ラ・マンチャ(この名前はアラビア語の「乾いた土地」を意味する “manxa” に由来します。)地方をバスで走ると、やがて丘の上に白い風車群が見えてきます。これらの風車は16世紀、時のスペイン国王カルロス1世でかつ神聖ローマ皇帝カール5世が風力を用いて穀物を挽くために、彼の故郷で神聖ローマ帝国の領土であったネーデルランドから導入したものです。当時はたくさんありましたが、現在はその役目を終え、観光用として10基以上の風車群が残されている村は、11基を有するコンスエグラとの東約40kmにあって10基を有するカンポ・デ・クリプターナだけです。 セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」のなかで、ドン・キホーテが巨人と間違えて、槍を持って馬に乗り、突進したことであまりに有名です (以上4.TRAVELより) 私たちが行った風車はコンスエグラの方でした。 バスから降りて風車の丘へ。 風車の丘の周りはぐるっと地平線を見渡せるような感じで、なぜ平地にこの丘が出来たのだろうって思えるような場所でした。 風…

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