スペイン旅行記 アルハンブラ宮殿1

アルハンブラ宮殿、前日書いたように本当に入場が厳しい。 入場時間も決められていてパスポートを提示してパスポート番号を機械でスキャンしてようやく入場です。 たまにどさくさにまぎれて入り込もうとする人がいましたが、係の人に「違う!」みたいな感じで入れてもらえなかったりしました。 アルハンブラ宮殿 宮殿と呼ばれているが城塞の性質も備えており、その中に住宅、官庁、軍隊、厩舎、モスク、学校、浴場、墓地、庭園といった様々な施設を備えていた。現代に残る大部分は、イベリア半島(アル=アンダルス)最後のイスラム王朝・ナスル朝の時代の建築とされ、初代ムハンマド1世が建築に着手し、その後のムスリム政権下で増築された。スルタン(王)の居所であるとともに、数千人が居住する城塞都市でもあった。 夏場非常に暑いと言われるグラナダの中でもとても涼しい場所に位置し、ウマの背のような形をした緑多い丘に立地する (以上 Wikipediaより) これから下の説明文は「地球の歩き方」と4.travel.jpから抜粋しました。 カルロス5世宮殿 カトリック両王の孫カルロス5世が1526年の新婚旅行でアルハンブラ宮殿の宿泊した際に建設を決めた宮殿。 円形型の宮殿が美しい 古い城壁の下に咲く花がなんとなくいい雰囲気に思えました。 アルカサバ アルカサバはアルハンブラで最も古い部分で、ローマ時代の砦の跡に、モーロ人が9世紀に築いた物。 キリスト教国の攻撃…

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スペイン旅行記 ヘネラリーフェ庭園2

見どころ ヘネラリーフェ庭園は、アルハンブラ宮殿と同時に観光できるスポットで、宮殿から徒歩で10分ほどです。たくさんの池や噴水、手入れの行き届いた樹木、薔薇やジャスミンなど様々な花が咲き誇る花壇が、バランスよく配された壮麗な庭園です。シエラネバダ山脈から引いた水を、土地の高低差を利用して、常に水が溢れ出すように造営されています。庭園の離宮は、中庭を囲む回廊状になっており、庭園だけでなく、周辺の景色も楽しめます。回廊の一角の「イスマイルの塔」からは、アルバイシンの丘が一望できます。ヘネラリーフェ最大の見所は、離宮の中心に位置する「アセキアの中庭」です。アセキアとは、中央を流れる水路という意味で、その通り、中央が細長い池で、それを囲むように、花壇や刈り込まれた木が美しく整然と並んでいます。細長い池には、手前にある小さな噴水の水盤から溢れた水が流れ込み、特徴的なアーチ状の噴水が、常に細長い池の両端から出ています。このアーチ状の噴水が有名なのですが、この中庭はスペイン・アンダルシア地方にあるイスラム建築の中で、最も保存状態が良いことでも知られています。もう一つの中庭は「スルタナの糸杉の中庭」と呼ばれています。スルタナとは、王妃の意味で、この庭で王妃が臣下の若者と密会していたという言い伝えもある、いかにもロマンチックな雰囲気のある庭園です。そのすぐそばに「水の階段」があります。この階段の手すり部分が溝になっており、そこを山からの水が流れ下りてきて、庭園の隅々まで行き渡るように造られているのです。ちなみ…

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スペイン旅行記 10月14日 ヘネラリーフェ庭園1

14日(月)朝10時40分バルセロナ発の飛行機でグラナダへ。 グラナダには12時半近くに到着。 空港からバスをしばし走らせました。 行きたかったアルハンブラ宮殿への観光が始まります。 アルハンブラ宮殿もとても予約・入場が厳しくて、このツアーを申し込んだときにパスポート番号も必要ということでした。 実際アルハンブラ宮殿に入場するとき、パスポートを持参、バーコードを読み取りました。 ここで現地在住の日本人ガイドさんと合流。 まずはヘネラリーフェ庭園に入場しました。 スペイン南部のアンダルシア地方、グラナダ(Granada)のアルハンブラ宮殿の中、カサレアルの東につくられた離宮の庭園。イベリア半島最後のムーア人の王朝(ナスル朝)の、王の夏の別荘として14世紀に小規模の離宮とともに整備された広大な庭園である。シエラネバダ山脈の雪解け水を利用して、たくさんの池と噴水がつくられ、全長50mの水路があるパティオ(Patio de Acequia)には、噴水とバラの花園が絶妙のバランスをつくり出している。庭園内の展望台からは、白壁と茶色の屋根の家が立ち並ぶアルバイシンの丘を一望できる。 (以上 コトバンクより) 木立の中を歩いて庭園の散策開始。 周りをキョロキョロしながら歩いています。 糸杉のアーチをくぐり中に。 庭園が素敵です。 庭園にはいろいろなお花も咲いていました …

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スペイン旅行記 カサ・ミラ カサ・バトリョ

サグラダファミリアを出てバスからの観光でした。 カサ・バトリョ カサ・バトリョは、1877年に建設された建物である。大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけて、ガウディはこの邸宅の改築を行った。この改築でガウディは、建物に5階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し、各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾を施した。 カサ・ミラ カサ・ミラ(La Pedrera – Casa Mila)はバルセロナのグラシア通りにある建築物でアントニ・ガウディが54歳の時に設計しました。(La Pedrera)はスペイン語で「石切り場」という意味があり、地元の人からもLa Pedreraと呼ばれるようになったそうです。1906年〜1912年にかけて当時の実業家であったペレ・ミラと、その妻によって依頼され建てられた住居で、地上6階建ての大豪邸です。直線部分が全くない建物で波打つ石造りの外壁がとても美しく、内部までも波打を表現しています。独創的なデザインと不思議な空間に圧倒されてしまいます。またカサ・ミラは1984年にユネスコの世界遺産に登録されました。 前回はカサ・ミラの中に入ったので是非参考にどうぞ。 https://karukitisanpo.seesaa.net/article/201309article_1.html ここでバスを降りて今日の観…

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スペイン旅行記 サグラダファミリア3

まだまだ館内の美しさを見ていたいのですが、そこは団体ツアーでの行動。 いったん外に出て受難のサファードへ 受難の正面(受難のファサード)は、1954年から1977年まで造られました。 受難のサファードは生誕のサファードに比べると無機質で硬いような感じ。 イエスキリストの弟子による裏切り、十字架を運ぶキリスト、そして十字架に架けられるキリスト、など聖書のキリストの受難を表しています。 いったん自由行動になりました。 私たちはもう一度中に戻りました。 サグラダファミリアに使われている尺度は30,45,60,90メートルの倍数または約数です。この数字は調和のとれた建物を造りだします。 ガウディは、森のようにサグラダファミリアの内部をデザインしました:木、枝、切った枝の跡、シュロの葉っぱ等をイメージしている柱と天井が見えます。斜めになっている柱、ねじっている柱が多いです。また、利用されている材料(砂岩、花崗岩、玄武岩、斑岩など)が多いので、柱などの色もそれぞれ違います。 最後に出口を出て全体が見えるところへ。 本当に素晴らしかったです。 現地ガイドさんによるとなんとサグラダファミリアの地下すぐ横をフランスへ向かう新幹線が走っているそうです。 教会側と鉄道会社側がそのことで対立しているそうですが、なぜここに新幹線を走らせたのか、もっと海岸線近くでも良かったのではなかったのかとガイド…

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スペイン旅行記 サグラダファミリア2

生誕のサファードから中に入ります。 イエスキリストの誕生を喜び祝福する3人の学者や天使たちそして鳥や動物たち。 そんな様子が彫刻でも柔らかい雰囲気がわかりました。 中に入ると本当に美しい。 あまりの神々しさにしばし言葉を失いました。 それでもぐるっとあちこち向いてシャッターを切らずにはいられない。 栄光のファサード(建設中)への出入り口にある祈りの門です。 高さ5mの青銅の門で、主祈文がカタルーニア語で、 「糧を与えたまえ」の祈りが50ヶ国語で書かれています 日本語の部分もちゃんとあります。 午後の光がステンドグラスに差し込み、床も赤やオレンジ色に染まっていました。 前回は午前中に訪れていて緑色などのさわやかな色に染まった室内に感動しました。 どちらも素晴らしい色でした。 前回の記事も参考に見てくださいね。 https://karukitisanpo.seesaa.net/article/201308article_22.html https://karukitisanpo.seesaa.net/article/201308article_23.html

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スペイン旅行記 サグラダファミリア1

バルセロナと言えばサグラダファミリアが一番。 ガウディ没後100年完成を目指しているということであと2年後、2026年に完成させる、ということです。 でも現地ガイドさんからの話だとあと10年はかかるらしい。 それは正面入り口になる場所の目の前にマンションが建っており、マンションの立ち退きが解決されていないということです。 そのためまだまだ完成は難しいということでした。 そんな話を聞きながらまずはサグラダファミリアが池に逆さサグラダファミリアに映る公園へ。 ここもとても有名になって今では観光客でごった返していました。 おまけにバルセロナはずっと雨があまり降っていないようで池が緑色。きれいじゃない。 残念ながら逆さファミリアは見えにくかったです。 全体がよく見える場所に移動しましたが逆光気味で写しにくい。 いよいよ中に入ります。 サグラダファミリアに入るときに手荷物検査が行われX線に荷物を通して入ります。 前はこんなに厳重じゃなかったな~~。 ツアー仲間が手荷物検査に時間がかかっていたので、しばし撮影タイム。 完成予想の模型です 2013年に訪れたときのサグラダファミリアです。 https://karukitisanpo.seesaa.net/article/201308article_22.html

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スペイン旅行記 グエル公園

さて今度こそ市内観光の始まりです。 今回のツアーは日本から添乗員さんが同乗し、ツアー客は総勢8名(2組新婚さん・もう一組は私たちよりも若そうなご夫婦・そして私たち)のこじんまりしたツアーでした。 レストランから現地ガイド(日本人の女性でした)と合流。 現地ガイドさんがいろいろ説明してくれました。とっても面白い方で説明もわかりやすく楽しかったです。 まずはグエル公園へ。 グエル公園も今は観光客が殺到するのでこちらも有料に変わっていました。(以前は無料でした) でも地元の人は今でも無料で入れるようです。 グエル公園は建築家アントニ・ガウディによる作品が楽しめる世界遺産です。波のような曲線を描くベンチやタイル装飾を施したポップなオブジェは、独特の世界観を創り出します。 本当はブルジョア階級の庭園付き住宅地になる予定でした。設計当初の予定は60棟の建設予定がたった3棟しか売れず、あえなく断念。 その後、市に買い取られ、公園となりました。 病気のガウディの父と一緒に暮らすために建てられたガウディの家 現在はガウディ家の博物館になっています ガウディは自然を利用していろいろな建築物を設計したり造り上げていました。 倒れた木もそのまま。そのまま成長していきました。 その木に寄りかかってポーズをとっている人。なかなかどいてくれないのよね~~~。 いつも思うけれど、なぜこういうポーズをとったり、横を向いて空を見る、みたいな…

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スペイン旅行記 カタルーニャ音楽堂~観光開始

カタルーニャ音楽堂の天窓の美しさに魅了されっぱなしでした。 ロビーはカフェも併設されているので音楽堂を見学しなくてもカフェの利用は可能です。 午後お昼ご飯を食べるところからいよいよ観光のはじまり。 ホテルに12時半ごろ集合でした。 カタルーニャ音楽堂からホテルに戻るのも歩きだったので来た時とはちょっと違う道を歩いて街の雰囲気を楽しみました。 市の中心地。カタルーニャ広場 鳥が止まってる!? 壁のアートでした。 ここはどこ?日本? バスターミナル トーレ・アグバール バルセロナの水道局 以前来た時は中に入れませんでしたが、現在は1階のレセプションスペースには入ることができるそうです。 トラムもやってきました。 ホテルに集合し、バスで移動。 まずはレストランに。 レストランではトースト・ポテトサラダ・なぜか丸ごとのトマト1個ずつ、生ハムなどでてメインはフィデウア(パスタを使ったパエリア)ということでした。デザートはプディングのようなもの。(甘かった!) (目の前の大きなものがトースト、3枚お皿に乗っていました) 肝心なフィデウアの写真がない。 パスタを使ったパエリアということでしたが、なんとなく日本のそばめしのような感じ。結構しょっぱくて食べにくい。

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スペイン旅行記 カタルーニャ音楽堂

カタルーニャ音楽堂へ到着しました。 実はバルセロナは今回2回目。前回は2013年にバルセロナ・ローマの2都市のツアーで来ていました。 前回の時はカタルーニャ音楽堂は外観のみの観光で、今回のツアーでは観光予定に入っていなかったので個人的にやってきました。 ネット予約で入館できますが、添乗員さんの話だと大型客船が到着するとそのツアー客が大量に押しかけてくるので入場出来ないかもしれないと言われたので現地でチケットを購入するつもりで出かけました。 バルセロナは海にも近いので大型客船が何隻も寄港するそうです。その時はサグラダファミリアもグエル公園もかなりの混雑で中には中に入れず外観のみの観光になったりするようです。 (どこの国もオーバーツーリズムらしい) 到着したのが9時ちょっと前。 音楽堂の前も中も人が少ないので、どうやら団体さんは来ていない チケットを購入して中に入りました。当日窓口でガイドツアー無しのチケット一人18ユーロを購入。 ネットでチケット購入も可能。その方が少し安いそうです。 カタルーニャ音楽堂はモデルニスモの建築家リュイス・ドゥメネク・イ・ムンタネーによってウルフェオ・カタラー合唱団の活動拠点として1905年から1908年にかけて建設された。 その建設資金は一般の人々の寄付金で賄われました。 1997年にユネスコ世界遺産に登録されました。 (以上パンフレットより) 最上階からホールを見るとちょう…

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