バスツアー 日光田母沢御用邸記念公園3
紀州徳川家江戸中屋敷移築部分
御学問所は創られた当時から梅の間と呼び慣わされてきました。天保11年の創建時は9帖で格挟間形の付書院と違い棚を備えた、現在よりも華やかな部屋でした。日光の田母沢に移築する前に増改築されて、現在の21.5帖の広さになりました。旧紀州徳川家江戸中屋敷当時の姿を伝えるこの部分は、書院様式に数寄屋風の意匠を取り入れることで、当主の好みを感じさせる私的な空間を作り出しています。天皇陛下の書斎として使用されました。
梅の水墨画
丸窓から見る外の景色が素敵でした。
御学問所から階段を上り御日拝所へ。
御寝室
御寝室には照明器具がなく燭台を使いました。部屋の四隅の柱に蚊帳釣金具(滑車と金具)が見られます。
1階に降りて進みます。