京都旅行 醍醐寺・三宝院2
三宝院の特別拝観で普段入れないところも見ることができました。
純浄観(通常非公開)
太閤秀吉が「醍醐の花見」で使用した建物を槍山から移築したものといわれる。内側の襖絵の桜・紅葉図などは平成に入り浜田泰介画伯により描かれた
本堂(重要文化財)非公開
本尊が快慶作の弥勒菩薩であるため、別名「弥勒堂」といわれています。脇仏として向かって右に宗祖弘法大師、左に開祖理源大師が安置されています。本堂の裏に護摩壇があり、「護摩堂」とも呼ばれています。
奥宸殿(重要文化財)非公開
奥宸殿は、江戸初期に建てられたといわれています。田の字型の間取りをしており、主室の上座の間は、床棚書院及び、帳台構(通称:武者隠し)を備えています。棚は、「醍醐棚」と呼ばれる有名な違い棚で、修学院離宮の「霞棚」、桂離宮の「桂棚」とともに「天下の三大名棚」と称されています。
非公開のところを見ながら周りを見ながら歩いてみました。
玄関から入ってすぐの勅使・秋草の間・葵の間を見て外に出ました。
秋草の間
襖絵に秋の草花が描かれています。
勅使の間
襖絵に桃山時代の竹林花鳥図が描かれています。長谷川等伯一派の作品といわれています。
葵の間
葵祭は、祇園祭、時代祭と並ぶ京都三大祭のひとつです。襖絵には下鴨神社から上賀茂神社へ向かって行列している葵祭の様子が描かれています。