東京散歩 山本亭1
柴又というと帝釈天・寅さん記念館・山田洋次ミュージアムと寅さんに関連した場所ではありますが、もう1か所、日本よりも海外で評価されている山本亭があります。
山本亭は
アメリカの日本庭園専門雑誌に2019年に4位にランクイン。
順位が発表された2003年以降も7位以内にランクインされ続けています。
山本亭は、地元ゆかりの山本工場(カメラ部品製造)の創立者である山本栄之助翁の自宅でした。
関東大震災後、当地に移り住み、以後4代にわたって使われていたものを、昭和63年に葛飾区が取得し、平成3年4月から一般に公開しました。
大正末期から昭和初期に増改築された、当時には珍しい二世帯住宅です。建物は、床の間・違い棚・明かり障子・欄間からなる書院造り、数奇屋風の天井、下端部は石張りで上部は白漆喰塗りの土蔵などの伝統的な和風建築と、壁には大理石のマントルピース、寄木を用いたモザイク模様の床、ステンドグラスをはめ込んだ窓、ガラス製ペンダント照明を用いた、昭和初期独特の洋風建築が複合されています。池泉・築山・滝などを設けた典型的な書院庭園も国内外を問わず高く評価されています。
(以上葛飾区観光サイトより)
赤い毛氈が敷かれた廊下とガラス戸が懐かしい雰囲気
日本間ではお茶やお菓子が頂けます。
葛飾区の工場などで造られている製品が飾られていました。
訪れていた人は数人でしたが、海外の人ばかりでした。