鹿児島旅行記 5月3日知覧へ
知覧の武家屋敷群へ行きました。
江戸時代の知覧は当初、島津家の分家である佐多氏が地頭として治めていました。佐多氏には優れた当主が多く出て、薩摩藩の中でも重要な役目を果たしました。その功績によって佐多氏十久達の時代に、知覧の私領地化と島津姓の使用が許されました。
地区内は石垣で屋敷が区切られ、沖縄によく見られる石敢當(魔よけの石碑)や屋敷の入り口には屋敷内が見えないように屏風岩(沖縄のヒンプン)があります。知覧の港が江戸時代に琉球貿易の拠点であったことから武家屋敷も琉球の影響を多く受けているようです。
(以上知覧武家屋敷のパンフレットより)
現在公開されている武家屋敷は七か所です。
近くのお店などで入園料を支払うとパンフレットがもらえて中に入ります。
でも特に武家屋敷を見るのも各屋敷でパンフレットを確認することもないので、タダでも見られそうって思いました。
私が見た限り、皆さんパンフレットを持っていましたけれど・・・
庭園の説明文はすべてパンフレットを抜粋しました。
まずは西郷恵一郎庭園
庭の南東部の隅に枯滝の石組を設けて高い峯とし、この峯から低く高く刈り込まれたイヌマキは遠くの連山を表現している。
平山克己庭園
母ヶ岳の優雅な姿を取り入れた借景園です。北側の隅には石組みを設けて主峯となし、イヌマキの生け垣は母ヶ岳の分脈をかたどっている。
平山亮一庭園
石組みの一つもない大刈り込み一式の庭園。イヌマキによる延々たる遠…