京都旅行記 興聖寺2
本尊 釈迦牟尼仏
木造・寄木造り。摂津の国、自笑庵にあったものを開基、永井尚政公が譲り受けたもの。
寺伝では道元禅師の自作とされている
法堂から宝物殿に向かう途中でもお花が飾られていました。
聖観音菩薩立像
平安時代初期(9世紀頃)作とされている。「源氏物語」宇治十帖の手習之古蹟である「手習いの社」に祀られていたといわれることから、「手習観音(てならいかんのん)」ともいわれる。
右足の親指が少し浮いているのは「衆生の困苦を救うため、すぐに駆けつける」という意思を表している
宝物殿の聖観音菩薩立像もすぐ手に届きそうな位置にあり、こんなに近くで見ていいのかしらと逆に思ってしまいました。
最後は僧堂へ。
修行僧が座禅をするほか、寝起き・食事をする生活の基本となる場所。
座禅用の座布が置かれていました。
ゆっくり堂内をまわり、開山堂の前から外に。
ここもお花が生けられていました。
開山堂(老梅庵)
道元禅師や歴代の住職を祀る建物。道元禅師蛾梅の花を好まれたことから「老梅庵」と名付けられた。
再び琴坂から戻りました。
帰りもまた何枚も写真を撮ってしまいました。