榛名神社2

長い参道から神門へ向かうと工事中。本殿に向かう道は一方通行になっていました。 本殿 本社・幣殿・拝殿は文化3(1806)年に建てられた権現造の建物で、御姿岩の前面に接して建てられた例を見ない珍しい建造物です。 御姿岩内の洞窟を神聖な本殿として御神体が祀られています。 (以上 パンフレットより) 国祖社・額殿 享保年間(1716-35)に建てられ、神仏習合の時代は本地仏の勝軍地蔵が祀られていました。 額殿は文化11(1814)年に御神楽拝見所として増築されました。 昔、重機もない時代にこんな立派な神社を造ったということにびっくりです。 参拝後は参道を通らず、自然歩道を歩きました。 榛名川上流砂防堰堤 榛名山を源とする榛名川の最上流に位置する砂防堰堤。支渓の合流地点下流の岩盤上に築かれる。堤長69m,堤高17m規模の,表面を間知石の谷積とした大規模な重力式コンクリート造堰堤。下方に位置する榛名神社などを土砂災害から守る。 (以上文化遺産オンライン HPより) 自然歩道沿いは野草が見られてのんびり歩けます。 風化し彫刻はよくわかりませんでしたが、お賽銭などがあったのでたぶんこの岩でしょう。 榛名神社を後にし、駐車場に戻るとやって来た車でいっぱい。 空き待ちをしている車もありました。 早い時間に来て良かったと思いました。

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榛名神社1

そう言えば、榛名湖へは行ったことがあっても榛名神社って行ったことないと思い、榛名神社へ。 朝9時前に到着したので、まだお土産屋さんなども閉まっていて、駐車場も榛名神社に一番近いところに停められました。 鳥居をくぐり随身門へ。 随身門を抜けると風鈴が迎えてくれました。 下を流れる川も涼しげです。 小さな苔もかわいい~~。 鞍掛岩(くらかけいわ)  古期榛名火山の噴出物である角礫岩を主体とする地層が何らかの理由で洞窟状になり、その後大部分が崩壊したため傾斜の付いたアーチ状構造が形成されたと考えられていますが、詳しい理由は不明のようです。 三重塔 行者渓 東面堂 朝陽がまぶしくてちょっと見づらい。 瓶子の滝(みすずのたき) 滝が流れている両脇の岩を神に捧げる神酒を入れる器の瓶子(みすず)に見立てているということです。 本殿に向かうまでの長い参道。 いろいろ見ごたえがありました。 榛名神社は第31代用明天皇(585~587)の時代に創建されたと言われています。 延喜式 延長5年(927年)に完成したこの記録には、 全国の主要な神社名を書きあげた『神名帳』があり、 その中に上野国十二社の群馬郡小社とし て榛名神社は位置づけられています。 この記録に登載された神社は「式内社」と呼ばれ、格式の高い神社と考えられています。 これが榛名神社が歴史書の中で取 り上げられた…

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