京都2日目 瑠璃光院2

瑠璃光院は ここ「八瀬」の地は、「矢背」とも記されるように、壬申の乱で背中に矢傷を負われた大海人皇子(天武天皇)が「八瀬のかま風呂」で傷を癒されてより、平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されてきました。 本願寺歴代門跡もしばしば訪れたと記録に残され、明治の元勲三条実美公は、当時の庵に「喜鶴亭」と名づけて直筆の命名額を下されています(瑠璃光院に現存)。 その後、大正末から昭和の初めにかけて、12,000坪の敷地に延べ240坪の数奇屋造りに大改築するとともに、自然を借景とした名庭を造営。建築にあたった棟梁は、京数寄屋造りの名人と称された中村外二、築庭は佐野藤右衛門一統の作と伝えられます。 (以上 瑠璃光院HPより) 2階に上がると室内の証明は落とされ、外の紅葉を見る広間に。 ここで何と言っても有名なのはこの風景ですね。 確かインスタ映えするということで人気になったと思います。 この風景、広間に大きな黒いテーブルが置かれ、テーブル越しに写真を撮ると水鏡のようなモミジの景色が見られました。 みんな夢中で写真を撮っていました。 でも独り占めする人は少なく、次の人に場所を譲っていたのはやはり日本人の気質ですね。 写真を撮った後、拝観のパンフレットと一緒に渡された写経に挑戦。 心鎮める厳粛な時間になりました。 書いた写経はお寺に納めました。 1階に降りると書院でゆっくり庭を眺め、瑠璃光院を後にしました。…

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