東京散歩 外苑 御観兵榎

外苑のイチョウ並木に入る手前に御観兵榎(ごかんべいえのき)と書かれた札があり、そちらの方に入ってみました。 大きな木々が植えられ、横の道はいちょう祭りに参加している業者さん?の車が駐車していました。 イチョウ並木のにぎやかな雰囲気とは打って変わってとても静か。 モミジがとてもきれいでした。 御観兵榎の碑  御観兵榎  この外苑の敷地は、もと陸軍の青山練兵場で、明治天皇の御台臨のもとにしばしば観兵式が行われ、なかでも明治23年(1890)2月11日の憲法発布観兵式や、明治39年(1906)4月30日の日露戦役凱旋観兵式などは、特に盛大でありました。聖徳記念絵画館の壁画「凱旋観兵式」(小林万吾画)にその時の様子が描かれており、当時の盛儀が偲ばれます。明治天皇がご観兵される時は、いつもこの榎の西前方に御座所が設けられたので、この榎を「御観兵榎」と命名し永く保存しておりましたが、平成7年(1995)9月17日老令(樹齢200余年)の為台風12号余波の強風により倒木しました。遺木の一部は聖徳記念絵画館内に名木「ひとつばたご」の遺木と共に保存されております。  平成8年(1996)1月、初代御観兵榎の自然実生木(推定樹齢60年)を苑内より移植し、「2代目御観兵榎」として植え継ぎました。  平成8年(1996)1月吉日 明治神宮外苑 落ち葉の中のベンチが。こういう感じ好きですね~~。 ここはもう晩秋という感じでした。 外苑…

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