京都旅行記 東寺2

今度は金堂(桃山時代)へ 金堂は東寺一山の本堂で文明十八年(1486)に焼失し、今のお堂は豊臣秀頼が発願し、片桐且元を奉行として再興させたもので、慶長八年(1603)に竣工しました。 金堂には薬師三尊・十二神将がいらっしゃいました。 講堂(室町時代) 講堂は天長三年(825)弘法大師によって着工され、承和二年(835)に完成しました。 その後台風や地震で大破し、度々修理を重ねてきましたが、文明十八年(1486)の土一揆による戦火で焼失しました。 現在の講堂は延徳三年(1491)に再興された建物です。 講堂の白亜の壇上には大日如来を中心とした五智如来をはじめ、五菩薩、五大明王、梵天、帝釈天の二十一軀の仏像が安置されています。 これは弘法大師の密教の教えを表現する立体曼荼羅(密厳浄土の世界)です。 講堂で仏様を見ていた時にちょうど団体さんが入ってきて、団体さんに説明をしているのを聞くことができました。 今だけ、講堂をぐるっと1周していつもは見られない仏様のお背中も見られますということでした。 広い境内、もみじなどの木々がとても美しくて、足を止めては写真を撮りました。 東寺を出てすぐ近くに東寺餅が売られているお店に。 ちょっと小腹がすいたのでみんなでお餅にかぶりつきました。 私は栗が入ったものを購入 大きなクリが1個、程よい甘さの餡がふっくらとやわらかな求肥の中に入っていました…

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