鎌倉散歩 報国寺2
報国寺の開基は足利家時ですが、上杉重兼も寺の創設にかかわっています。家時から二代後の足利尊氏は室町幕府を樹立し、関東を治めるのに子息基氏を鎌倉公方に据えました。鎌倉では四代九十年にわたって栄えておりましたが、雄途むなしく永享の乱に於いて戦い利あらず、四代鎌倉公方持氏は瑞泉寺塔頭の永安寺において、嫡子義久は菩堤寺報国寺に於いて自害割腹されました。報国寺は関東に於ける足利公方終焉の地であります。
以上、報国寺公式HPより
この日はいいお天気。まぶしい位の1日で、気温も高かったのですが、竹林に囲まれたこの庭は日陰で涼しく、とても心地いい場所でした。
大きく育った竹がとても涼やか。
報国寺の「竹の庭」を見下ろすように掘られた「やぐら」は、開基足利家時と「永享の乱」の折に自刃した足利義久らの墓と伝えられている
苔むした石仏様もいい風情でした。